LPガス業界を知る

LPガスはクリーンエネルギー

日本全国で幅広く利用されているLPガスは、環境にやさしく、可搬性に優れ、災害にも強い、優れた特長を持つエネルギーです。
LPガス(LPG)とは「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」の略称で、プロパン(C3H8)やブタン(C4H10)を主成分とするガス体エネルギーです。特に主成分がプロパンの場合は「プロパンガス」とも呼ばれ、全国約4割の世帯の家庭で使われています。

LPガスとスマートハウス

LPガスは、個別供給により災害時の復旧が早い自立分散型エネルギーとして、全国約4割の世帯で利用されている国民生活に密着したエネルギーです。近年、LPガスと太陽光などの自然エネルギーとを組み合わせ、災害時の対応能力や使用効率をさらに向上させた「新しいスマートハウス」が登場しています。

様々な分野で利用されるLPガス

LPガスは一般家庭での利用のほかにも、業務用、産業用、化学原料用、自動車用などに幅広く利用されています。

世界に広がるLPG車

LPガスは、タクシー等の自動車用燃料として広く使われています。先の東日本大震災では、ガソリンや軽油などの液体燃料が不足する中、相対的に供給が安定していたことにより、被災地での緊急対応に大きな役割を果たしました。

災害にも強いLPガス

東北や関東などの東日本を中心に未曽有の被害をもたらした東日本大震災。地震発生後、厳しい状況が続く中、LPガスはいち早く復旧し、また避難所や仮設住宅への緊急用エネルギーとして大いにその役割を果たしました。

■災害対応型LPガスバルク供給システム

安全・安心LPガス

日常的に利用されるLPガス機器の安全性の確保は、お客さまに安心してお使いいただくための絶対条件です。

LPガスの安定供給

現在我が国のLPガスは、その80%が海外から輸入され、国内のネットワークを通じて日本中のあらゆる場所に供給されています。またその過程で、安定供給や流通時の安全を図るための様々な努力が払われています。

エネルギー政策とLPガスの未来

LPガスの環境性能は国にも高く評価され、中長期的な利用促進に向けた様々な施策が動き始めています。