上司 × 部下座談会(管理部)
管理部長 佐々木達也 × 渡邉拓哉

世代の離れた上司、部下としてどのように関係を構築していったのか。
普段話していることや、関係構築にあたって意識していることを教えてください。
佐々木
管理部には会社の設立当初から在籍しているベテラン社員が複数いて、その社員であれば「1を聞いて10を知る」ということもありえますが、若手社員や様々な会社からの出向社員も多く在籍しており、前提となる知識や認識が十分に共有されていないことが考えられます。そのため、指示を出す際にはできるだけ具体的かつ分かりやすく伝えることを心掛けています。
また、仕事中は業務の話が中心ですが、一旦業務を離れると仕事のことを忘れてフランクに会話をすることがほとんどです。歓送迎会や忘年会、決算業務を終えた時などは飲みに行くこともあり、プライベートな話を含めて、楽しく会話をしています。仕事とそれ以外の場をきっちり分け、軽い話題を交えながら、緊張を和らげる工夫をしています。人間関係が築かれることで、業務においてもスムーズに協力できるようになると考えています。

渡邉
管理部にはベテラン社員が多く、若手社員は私1人のため、会議や飲み会の場で自分から積極的に話しかけ、意見を述べるよう努めています。最近の飲み会では同僚のプライベートの話題で盛り上がりました。
業務中は黙々とPCに向かって作業することが多い部署ですが、先輩社員に話しかけると気さくに答えてくれるので、業務で分からないことなどがあれば遠慮なく質問するようにしています。

若手社員には様々な業務を任せていると思いますが、
業務のフォローアップ体制について教えてください。
佐々木
渡邉さんに関していえば、前職で経験を積んでからJGEに来ているので、安心して業務を任せています。業務のフォローアップ体制としては、年に数回、業務の目標や進捗を確認する面談を実施しています。その他、各個人の業務ついても定期的に打ち合わせを行い、適宜フォローしています。例えば、渡邉さんには毎月の経営会議で用いる決算分析資料を作成してもらっていますが、資料の提出前に分析結果を報告してもらう場を設定し、より良い分析や資料を作成してもらえるようにフォローしています。

渡邉
最近では制度改正など、個人の業務を超えて部全体で取り組まなければならない業務もあり、そのような場合には会議を設定し、管理部全体で方針を議論しています。また、年に何回か業務の評価や目標等を共有する面談があり、その際に困っていることの有無や、仕事のボリュームが適切か否か、今後のキャリアプランなどをお話ししています。いろいろなことを受け止めて相談に乗っていただけるので、ありがたいですね。

上司として若手社員に期待することは何ですか?
佐々木
渡邉さんは前職での経験もありますが、まだ20代ですので、これから業務の幅をどんどん広げて将来の管理部、そしてJGEを支える存在になってくれることを期待しています。現在は会計を中心に、税務と財務にも部分的に従事してもらっていますが、中長期的には管理部全体の仕事を経験してもらいたいと考えています。
また、管理部以外の若手社員にも会計の知識を身につけて業務に活かしてほしいですね。そのため、与信管理等の勉強会を毎年開催することにしています。例えば、営業担当であれば、取引先の決算書を読み解き、適切な与信管理を行うことで、その先にある当社の健全経営につなげてもらいたいです。
渡邉
管理部には会社の設立当初から在籍しているベテラン社員が多く、先輩社員の仕事を自分が引き継いでいかなければならないというプレッシャーも確かにありますが、1年半ほど管理部で働いてみた中で、より効率的な仕事の進め方について考えることも多く、従来のやり方を変えるのも自分の仕事だと感じています。管理部の皆さんは穏やかな雰囲気で話しやすいので、業務の改善案を提示しつつ、新たな業務についても取り組んでいきたいと思っています。
