Takemoto Saki

供給計画部

竹本 沙希

INTERVIEW

#03

竹本 沙希 | 社員紹介見出し写真

Takemoto Saki

Background

経歴

大学・大学院で国際関係論を専攻。
内戦を経験した国家における平和構築の手法を研究。
繰り返す内戦を終結させるには、グローバルな支援のみならずローカルの推進力も重要と感じ、両方の視点に携われる仕事に就くことを考える。
海外から輸入してくるLPガスという、人々の生活に欠かせないエネルギーを扱う輸入元売に関心を持ち、とりわけ地域社会とのつながりに注力するJGEに魅力を感じ入社を決意。

Works

私の仕事

供給計画部は長期的な輸入調達計画の立案、部門決算管理および自社用船の船隊管理を担っています。LPガスは、主に米国や中東など海外からの輸入に頼っており、産油国・産ガス国の情勢や世界のロジスティクス環境の変化が、外航船で輸入してくるLPガスのコストに多大なインパクトを与えます。日々変化する世界情勢とそれに影響される市況環境において、当社として輸入のポートフォリオをどのように編成すべきか、長期的視点で考えるのが供給計画部の役割となります。その中でも、マーケット情報を収集し、日々変化する市況を取りまとめ、調達計画におけるリスクの洗い出しとそのリスクに対するヘッジを検討しています。

Job satisfactions

仕事のやりがい

新卒で海外部に配属され、2年ほど外航船の輸入オペレーションを担当し、その後現供給計画部で調達バランス全体を俯瞰する業務に従事しています。異動を経験しましたが、どちらの部署でも感じるのは裁量の大きさです。
海外部では、配船の効率化により、いかに高額な外航船のコストを低減させるかに日々邁進しています。船が24時間365日運航している中で、容易ではない判断を下す必要がある際に、私の意見を聞き、取り入れてくれる環境がありました。
供給計画部においても、全体のLPガスの調達と供給バランスをみて、適正な在庫バランスを維持するために必要な取り組みが供給部門の決算にどのようなインパクトを与えるか、それがどのような調達リスクを抱えているかということを同僚と分析しています。それが部門の方針として採用されることもあり、責任の大きさを実感するとともに意見を聞いてくれる環境に感謝しています。

仕事における
「熱をつなげ」とは

LPガスの安定供給を着実に実行していくことです。エネルギーの安定供給と聞くと、帰宅すればお湯が出て電気がつく環境にいるとなかなか想像しがたいですが、実際に調達業務に従事していると、そう簡単ではないことが分かります。外航船の運航や輸入基地の受け入れにはトラブルがつきもので、数日で一気に状況が変化しますし、LPガスの輸出国で発生するトラブル等もマーケットに影響を及ぼします。このような複合的リスクを抱える中でも基地にあるLPガスを切らさないということを第一の使命に業務に取り組んでいます。

Interaction

他部署との交流

供給計画部は供給部門を構成する部署の一つで、LPガスの国内調達・販売を担う需給部、およびLPガスの輸入業務を担う海外部と日々連携を取りながら、LPガスの安定供給を使命に適正な在庫・価格バランスに関する方針を議論しています。また、販売部門の先にいるお客様向けにLPガスのマーケット情報を発信する部署でもあるため、部門を横断したコミュニケーションもとっています。

Work life balance

ワークライフバランス

私の業務は朝一で前日のマーケット情報を収集し社内に発信することから始まります。マーケット環境は刻一刻と変化するため、いち早く情報発信することが重要となります。そのため、フレックスタイム制を活用して定時前に出社し、その分早く退社することを心がけています。退社後の時間を活用して自己研鑽に励んだりプライベートを充実させたりしています。

Message

学生へのメッセージ

私は学生時代から世界で起きている社会課題に関心を持ってきました。学生時代は海外に目を向けてきましたが、いざ就職活動時に足元を見ると、日本を取り巻くエネルギー環境の脆弱性を実感し、国土強靭化に貢献できるLPガス業界で働くことを決意しました。実際に入社してみて、日本のエネルギー基盤を支える仕事ができていることにやりがいを感じています。皆さんの中でも、社会基盤を根底から支える仕事に関心がある方には、ぜひ入社を考えていただきたいです。特にJGEは、若手から裁量を持ってダイナミックな仕事をできる環境が整っています。

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