JGEが選ばれる理由



Social contribution
LPガスの社会貢献性
LPガスは、「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」の略称で幅広い用途で用いられている、とても身近なエネルギーです。
当社は、国内供給網の最上流にあたる元売会社として、そのLPガスを日本全国に安定的に供給し、社会全体を支えています。
さらに、LPガス元売として、非常時に備えて年間輸入量の40日分のLPガスを備蓄しており、わが国のエネルギー安全保障の一翼を担っています。このような高い社会貢献性が当社の魅力であり、私たちの誇りです。
Integrated strength
社内外の力を結集した総合力
当社は自社の力だけでLPガスを供給しているわけではありません。株主であるENEOS、日商LPガスおよび伊藤忠エネクスの3社、並びに大阪ガス、伊藤忠商事と強力なパートナーシップを結び、全国の特約店や物流各社と協力しながら国内各地にLPガスを供給しています。
例えば、複雑で流動的な海外市況を注視し、最適なタイミングでLPガスを調達するため、伊藤忠商事と綿密に情報を共有し共働しています。また、全国のお客様にLPガスを安定的に供給するためには、輸入基地における在庫を適正に管理することが不可欠です。そのため、基地を所有している株主各社や大阪ガスと力を合わせて対応しています。販売については、株主各社や大阪ガスおよびそのグループ会社、物流各社と連携しながら、全国各地のお客様に途切れることなくLPガスを供給するとともに、当社の販売促進活動を通じて、特約店と一丸となって増販に取り組んでいます。
一方、脱炭素社会の実現に向けて、カーボンクレジットの調達・販売や新たな収益基盤の強化等、未来を見据えた取り組みも行っています。
自社の力だけでなく、強力なパートナーと力を合わせ、相乗効果を生む総合力こそ、当社の強みです。

Operational flexibility
マーケットや環境変化を瞬時に掴み、収益の最大化を図る機動力
LPガス元売を取り巻く環境は非常に流動的で、マーケットが乱高下することは頻繁にあります。
変化を瞬時に把握し、その背景を理解しつつ、それらに適切かつ迅速に対応できなければ、収益確保の機会を逃すだけでなく、大きな損失を被ることになります。
こうした局面において、私たちJGEは、少人数を活かした機動力を発揮します。
大人数の会社であれば意思決定に時間がかかる場面においても、様々なリスクを適切に管理しながら素早く意思決定し、LPガスの安定供給と収益の最大化を図ります。
下表は、当社が直面するリスクと、それに対する対応のいくつかの例です。
- 国外のリスク市況の変動不透明な国際情勢リスクに対する対応
国外市況のアナリストで構成する専門部署(供給計画部)を設置し、リスクを一元管理
- 国内のリスク需要の変動自然災害リスクに対する対応
販売部署と調達部署のタイムリーな連携により、販売・調達計画を柔軟かつ迅速にリバイス
部門を横断した災害対策チームの設置と平時の訓練
- 総合的なリスク脱炭素社会における需要の減少リスクに対する対応
専門部署(新規事業推進室)を設置し、新たな収益基盤となる新規事業の探索・事業化を検討