Kudo Tsuyoshi × Nishimoto Yutaka × Ishiguro Koki

上司 × 部下座談会(需給部)

需給部長 工藤剛士 × 西本豊 × 石黒康暉

TALK

#02

需給部長 工藤剛士 × 西本豊 × 石黒康暉 | 座談会見出し写真

世代の離れた上司、部下としてどのように関係を構築していったのか。
普段話していることや、関係構築にあたって意識していることを教えてください。

工藤

西本さんも石黒さんも内航船のオペレーションに関する業務に従事してもらっていますが、それぞれの担当の取引先を持っているので、仕事中はその報告や相談などの会話がほとんどです。需給部の場合、販売部門と異なり、期間契約で売買するよりも、その都度の入札や短期的な契約を何度も結ぶような取引形態の相手先が多いため、取引ごとに会社の利益となるよう考えてもらって主体的に業務に取り組んでもらっています。部長である私からの指示というよりも、取引先のことを一番理解している担当者の意見を尊重して業務を任せています。

上司と部下という関係ではあるものの、取引先や各業務を一番理解しているのはそれぞれの担当者ですので、仕事のパートナーという関係性がより実態に近いかもしれません。

西本

業務に関する希望はほとんど通ります。しかし、会社の利益や取引先と良好な関係を継続すること、そしてLPガスの安定供給は何よりも重要なことですので、部長である工藤さんへの事前の説明はかなり丁寧に行い、了承を得てから行動に移すようにしています。

石黒

工藤さんをはじめ供給部門の皆さんは話をよく聞いてくれるので、特に構えることなく意見を率直に言うことができます。工藤さんがおっしゃる通り、私が担当している業務については、私自身が一番理解しているつもりですので、自分が最も良いと思う船のオペレーションを根拠立てて提案することが、供給部門の社員として必要なことだと考えています。

工藤

全然緊張とかしてないよね。

西本・石黒

あはは。

基本的に部下を信頼し業務を任せているとのことでしたが、
業務のフォローアップはどのように行っていますか。

工藤

入社してから3年目までの若手社員については、毎月育成計画を立てて丁寧に業務のフォローアップをしています。様々なことを経験してもらい、幅広くJGEの業務を理解してもらうというのが基本的な方針です。日々の業務に関しては、先ほど述べた通り、各担当の意見を尊重し、仕事を任せていますが、業務の報告は欠かさず行ってもらいます。また、供給部門では毎日午前中にミーティングを行い、業務の進捗や懸念点、それらに対する方針を部門全体で共有し、国内外の船舶の動向や市況を確認しています。

西本・石黒

天候や基地のトラブルによって、当初の計画の通りに配船できないといったことが時々発生しますが、そのような場合に相談しやすい体制なので、とてもありがたいです。

若手社員に期待することは何ですか?

工藤

西本さんは新卒採用の1期生として問題意識をもって業務に取り組んでいますし、石黒さんも黙々と仕事をこなすだけでなく自分の意見を持って仕事ができるようになってきたと思います。若手社員に求めるのはその部分です。中間層が少ないJGEでは、近い将来、今の若手社員がマネジメントをしなくてはならない立場になります。そのため、若いうちから会社のことを考えて業務に取り組んでほしいですし、それができる能力があると思います。

西本

基本的にやりたいようにやらせてもらっていますので、信頼して任せていただいているのだと感じています。 需給部の仕事だけではなく、決算やリスクマネジメント、海外市況の動向の確認など、供給部門全体に関わる仕事も経験させてもらっていますので、上司の期待に応えられるよう頑張りたいです。

石黒

私は目の前の仕事に集中しすぎるあまり、全体像を見失ってしまうことがあるので、仕事のゴールをイメージして、計画性をもって業務を進めることが課題です。お世話になっていた先輩が、出向元に帰任される際にその業務を引き継ぎましたが、それに限らず、業務の幅をさらに広げることがこれからの目標です。

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