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12月
2018年12月3日更新分

東北電力、女川原発1号機の廃炉を決定

−原発の廃炉は全国10基目−

 東北電力は、このほど、運転停止中の女川原発1号機(宮城県、出力52.4万kw)を廃炉にすると発表しました。
 1号機は運転開始から34年を経過しており、新たな安全対策が技術的に難しく、費用もかかることなどから再稼働を断念した模様です。
 これにより、東京電力福島第一原発事故を踏まえた新規制基準の下で廃炉が決まった原発は全国で10基目となります。
 女川原発1号機は、東通原発1号機(青森県)を含めた同社の原発4基の中で、最も古く、出力規模も小さいものです。このため現状では新規制基準に合った消火設備や電源設備、代替注水ポンプなどを設置するスペースが確保できない上に、出力規模や運転年数を考慮して再稼働させても採算が取れないと判断、今後国の認可が下りれば30〜40年かけて解体を進めるとしています。
 なお、同社の試算によると廃炉による解体費用は約432億円かかるとされています。
(出所:東北電力)